デザイナーのモエカです。
今回、7月の頭から、デザイナーとして短期スタッフとしてビーチロックビレッジにたずさわって、
はや4ヵ月。本当に、早いものでお別れの時期となりました。
ビーチロックのグッズを創ったり、メニュー表を創ったりと、
充実した、一夏を過ごさせてもらいました。
何よりも、一番の想い出は、
9月末、感動のうちに終了したBlue Lagoon Festa'07!
私と建築チームのイクちゃんを中心に、会場のデザインをやらせてもらいました。
まず、ゴミはだしたくなかったので自然のものを使用しようと思いました。
そこで私は『竹』を使用することを提案しました。
竹は根を張る力が強く、他の植生を脅かすこともあり、問題になっていることや、
環境問題のひとつである森林伐採。他の木材は再び植林しても育成に50年はかかりますが、
竹は毎年タケノコとして芽が出て、3年もすれば成竹になります。
会場全体に統一感をだす為、飲食ブース、物販ブース、エントランス、チケットブース、ゴミブース
すべてに竹と笹の葉など、自然素材を使用しました。
その為、大量の竹が必要でした。
うちの建築チームに竹を何百本もとってきてもらいました。
(ほんとうにありがとう!)
会場は宝島みたいなイメージ!
私はフライヤやポスターつくるときに、一連のストーリーを描いてデザインをしていました。
ストーリーはこうです。
Blue Lagoon Islandとゆう島があって、
Blue Lagoon Festaはそこで行われる年に一度の大音楽祭!
そこはまるで宝島の様にワクワクする空間で。
ある人は、音楽とゆう宝だったり
ある人は、Blue Lagoon Festaに一緒に来た恋人・家族・友人との思い出が宝だったり
そこで見つける宝は人それぞれ違っていて。
Blue Lagoon Festaで宝ができた。
そんな空間にしたい願いも込めて宝島をイメージしました。
だからチケットは宝の地図みたいなデザインにしました。
ステージ真ん中の幕は船の帆をイメージ。
沖縄の真昼の炎天下の下、手で描きました。
…いやぁ、でかかった!
飲食ブースで使用する食器はすべてリユース食器を使用し、ごみをださないようにしました。
ごみブースでは、細かく分別して看板の文字を大きくわかりやすく工夫をしました。
イベント1日目、Caravanのライブをみていたときに涙がでました。
2曲目から30分間くらい号泣しました!
私達が作ったステージで、私が描いた絵の前でCaravanが歌っていて、
ステージ後ろには美しい沖縄の海があって、サンセットで、夕日が美しくて、、、
「ずっと思い描いていた映像が今、目の前にある!」
と思ったら、たまらなく幸せでした。
この想いは、いつまでも新鮮なままで大事にしていこうと想います。
投稿者 BEACH-ROCK-VILLAGE : 2007/11/09 10:36:28コメント (0) トラックバック (0)